【孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきた すごいPDCA】を読んでみた

    《本記事はアフェリエイト広告を利用してます》

    私は月に1冊以上本を読みます。
    本を読むことで、新しい情報を知り、人生の役に立つ。
    30代以上のサラリーマンは、本を読むことをオススメします。

    本の詳細

    • 著者:三木 雄信 (みき たけのぶ)
    • 価格:1,540円
    • 発売日:2017年2月9日
    • 出版社:ダイヤモンド社
    • ページ数:207P

    評価と感想

    3段階評価:★☆☆

    ポイント

    ・大きな目標はナンバーワン
    ・毎日の目標と記録で改善

    ソフトバンクの仕事の進め方が見える。
    すべての方法を同時に試すことは、期間内に終わることはできそうだが、時間がかかる。
    その結果、ゴールに合わせようと、毎日残業になりそう。
    この本では、残業なしで結果を出す方法を紹介しているが、困難だと感じた。

    大きな目標設定の基準

    会社にはビジョンがある。
    例えばソフトバンクでは、【情報革命で人々の幸せに貢献し、「世界に最も必要とされる会社」】になることを目指しています。
    とHPに記載がある。

    ビジョンはビジネスの将来像であり、こうありたいと会社が願う存在意義。
    ビジョンを追求し続けるために、目標があり、達成しようと会社は成長していく。
    会社の目標を達成するために、各部署ごとに目標があり、部署の目標を達成するために、個人目標がある。

    部署でも個人でも、大きな目標を設定する上で、「ナンバーワン」になることを基準にするべき。
    それは、一番成果を上げている対象がナンバーワンだから。
    ナンバーワンを目指すことで、最大限の貢献ができる。

    今働いている仕事の「ナンバーワンは何か」を考えてみよう。
    それを目標に仕事をすることで、誰よりも成長ができる。

    成長スピードを上げる

    大きな目標だけでは、達成するための行動がわからない。
    小さな目標を決めることで、どうすれば大きな目標をクリアできるのか、より行動しやすくなる。

    期限内に大きな目標をクリアするためにも、成長スピードを上げないといけない。

    成長スピードを上げる小さな目標は、毎日の積み重ね。
    毎日の終わりに、
    ちゃんとできたか?
    できなかったか?
    をふりかえることができる目標を設定する。
    そうすることで、悪かったところを改善し、早い段階で修正ができる。

    月1にふりかえりをすると、忘れていたり、改善したいチャンスを逃してしまう可能性がある。
    毎日確認するためにも、小さな目標は数値にしよう。
    ・1件改善する。
    ・不良3件以内。
    ・チームメンバーと1分以上話す。
    自分の仕事の役割に合った、具体的な目標にすることで、自分を見える化できる。

    もし、小さな目標を達成していても、大きな目標が達成できなさそうな場合は、小さな目標のレベルを上げられる。
    これも毎日確認しているから、軌道修正が容易にできる。

    見える化することで、自分で考え、改善することで、より早く成長ができる。

    最速で結果を出す

    PDCAとは、Plan(計画)Do(実行)Check(評価)Action(改善)を繰り返し行い、業務改善をすること。

    通常のPDCAでは、計画どおりにいかなくなるパターンが多い。

    それは、PDCAは繰り返すため、
    「このパターンは上手くいかなかったから、次を試そうか。」
    「上手くいったけれど、もっと効果のありそうな別のやり方も試そう。」
    など、ひとつひとつ回している場合が多く、時間がかかっている。
    このままだと、締め切りに間に合わず、中途半端な結果のまま、期限を迎える可能性がある。

    最速で結果を出すには、PDCAをひとつひとつ回すのではなく、一度にすべてを回す。
    何パターンかあるものは、同時進行で実行し、評価することで、違いがはっきりとわかる。

    同時にすべてを試すことは大変だと思う。
    スタートにコストがかかる。
    結果がすべて上手くいくかわからない。
    などデメリットもある。

    しかし、試すことで、スピード感をもって思い通りの仕事ができる。
    一番良いパターンがわかる。
    つまり、確実に稼げる方法が早い段階で見つけられる。

    失敗しないための行動ではなく、チャレンジする行動でより成長を続けられる。
    リスクをとりつつ、ライバルとの差をつけることで、自分の価値を高められる。

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