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生産性を上げることは、楽しく仕事をすること
いつも通りな仕事をしていると、いつも通りな結果にしかならない。
それでは成長がしないし、思考停止している。
いつも通りの仕事の中で、
時間のかかる仕事を短縮できないか?
めんどくさい仕事を無くせないか?
を考え、改善することで、より良い結果が生まれる。
生産性は上がり、評価され、結果的に給料が増える可能性もある。
人は自分が成長することに喜びを感じる。
生産性を上げるには、何かを変えなければならない。
何かを変えることで、人は成長し、仕事の楽しさを覚える。
何かを変えることは、めんどくさいかもしれない。
しかし、そのめんどくさいことをすることに意味があり、価値が生まれると思っている。
どうすれば生産性を上げることができるのかは、会社によってさまざま。
自分だけではなく、チーム皆が喜ぶような変化があれば、より信頼され必要とされる人間になる。
生産性を上げようとする行動は、心理的安全性が高くなり、仕事のパフォーマンスも向上するだろう。
チームの情報格差を無くすこと
生産性を上げるにはいくつか方法がある。
その中のひとつに、チームの情報格差を無くすことも含まれる。
情報格差とは、例えばAさんは早く仕事を終わらせる工夫を知ってるけれど、Bさんは知らない。
そのため、同じ仕事をしていても、Bさんの方が終わる時間が遅い。
情報格差を無くすことは、Aさんのやり方をBさんにも共有する。
そうすることで、AさんとBさんの仕事スピードが同じになる。
結果的に、Bさんの遅かった作業が早く終わる。
自分の工夫や対策を皆に伝えることで、知らなかった人が知れる。
行動するかどうかは本人次第だが、成長する人は真似をして、生産性が高まる。
また、失敗やダメだったことも共有することで、同じミスを減らせる。
人はめんどくさがりだけれど、ミスはしたくない。
上司から叱られることはやりたくないし、周りからの「ミスをするな」的な、プレッシャーに我慢しなければならない。
そうなれば、心理的安全性も下がってしまう。
良いことと悪かったことを共有することは、チーム力を上げ、心理的安全性が高まる。
情報格差を無くす手段としてのやり方
自職場に合う合わないがあるので、チームにあったやり方をオススメする。
ふりかえりをする
情報共有するには、発信する環境がいる。
週に1回チームで集まり、良かったこと、悪かったことを話し合う。
わたしの職場もこれを試したけれど、誰も発言しない状態だった。
そもそも発言することが嫌だったのかもしれない。
作業などを数値化し、悪い数値に対してなぜ悪かったのか?
良い数値に対して何が良かったのか?
方法を検討したが、無理矢理やらすのはモチベーションが下がると思い、辞めた。
意識が高いチームは、ふりかえりを活用できる。
しかし、発言することが苦手な人が多いと効果は薄い。
マニュアル化
早く仕事が終わる人をモニタリングして、その作業をマニュアル化する。
そのマニュアルをチームに展開し、同じ方法で仕事をしてもらう。
マニュアルにすることで仕事が標準化され、誰もが出来るようになる。
また、新人に教える場合はマニュアルを見させることで、マンツーマンの指導を最小限に抑えることができる。
マニュアルは100%でリリースするのではなく、80%の完成でもいい。
実際にマニュアル通りに仕事をしてみて、変更が必要な箇所は更新していけばいい。
わたしの職場はこちらを採用し、上手くいっている。
デメリットとして、マニュアルが多くなりすぎて管理が大変なところ。
雑談
社会人のスキルとして「報・連・相」は常識に近い。
さらに踏み込むと、雑談することでより情報共有できる。
雑談することで、アイデアが生まれることや、コミュニケーションで相手をよく知ることができる。
気軽に話し合えるチームは、雰囲気が良く働きやすい。
会社によって違うところは、仕事をしていないと見られ注意される。
昔は飲み会の席でのコミュニケーションが当たり前だった。
現代では若手が飲み会の席に参加する頻度は少なくなっており、上司と若手の考え方などギャップがある。
職場以外でコミュニケーションは難しいため、雑談する時間を確保するなど環境を整える必要があるかもしれない。
生産性を上げる本
- 著者:倉貫 義人 (くらぬき よしひと)
- 価格:1,738円
- 発売日:2019年1月24日
- 出版社:技術評論社
- ページ数:272P
記事内容は本から学んだことであり、本を読むことで生産性を上げることができる。
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